第7回学術集会
ご挨拶 (研究会の趣旨)
昨今、医療機器が現代医療にとってなくてはならない存在となってきていることは言うまでもありませんが、医療機器の安全使用ならびに安全管理が十分に行われているかと言うと、必ずしもそうではない現実があるかと思います。特に安全管理が必要なのは、各種の生命維持装置と患者モニタ装置で、これらの装置の安全管理は、主に臨床工学技士が担っているわけですが、実際に機器を操作するのは医師であったり看護師であったりする場合が少なくありません。
医療スタッフにとって、患者を支え見守ることは最大の使命ですが、その一翼を担う医療機器の安全管理を徹底することも大きな使命かと思います。そのことを皆様と共に考え情報共有できればと思い、「患者を支え見守る医療機器の安全管理~病院から在宅まで~」を今回の学術集会のテーマとしました。
皆様方の積極的な参加を期待しております。
大会長 加納 隆
開催情報
日 時 | 2019年10月20日(日)10時00分~16時50分(9時30分 受付開始) |
---|---|
会 場 | 大阪大学中之島センター 10階 佐治敬三メモリアルホール(詳細はこちら) (大阪市北区中之島4-3-53 電話06-6444-2100) |
テーマ | 「患者を支え見守る医療機器の安全管理~病院から在宅まで~」 |
主 催 | 医療安全実践教育研究会 |
共 催 | 滋慶医療科学大学院大学 |
協 賛 | 株式会社エム・ディー・マネジメント、大塚製薬株式会社、株式会社学研メディカル秀潤社、キッセイ薬品工業株式会社、協和発酵キリン株式会社、大研医器株式会社、大正医科器械株式会社、中外製薬株式会社、テルモ株式会社、株式会社日総研出版、パラマウントベッド株式会社、株式会社日立システムズ、ビー・ビー・バックボーン株式会社、フクダ電子株式会社、扶桑薬品工業株式会社 (五十音順) |
開催当日の様子
第7回学術集会「患者を支え見守る医療機器の安全管理~病院から在宅まで~」をメインテーマに、、病院から在宅まで使用される医療機器の安全性について議論が交わされました。
詳細を見る
プログラム
開 会 【10:00】
大会長講演 【10:00-10:30】 「医療における電波の利用と安全対策」 - 滋慶医療科学大学院大学 教授
- 加納 隆
座長 : 近畿大学医学部附属病院 医療安全対策室 室長・教授 辰巳 陽一
特別講演 【10:30-11:30】 「医療事故が起きた時 どう対応するか?」 - 埼玉医科大学総合医療センター
病院長・教授 - 堤 晴彦
座長 : 滋慶医療科学大学院大学 特任教授 江原 一雅
- 埼玉医科大学総合医療センター
一般演題発表 【11:30ー12:00】
「人工心肺事例からフィードバックしたシミュレーショントレーニングの必要性」 - 三菱京都病院
- 篠原 智誉※
「中小規模病院で心電図モニタを安全に運用するための教育的取組み」 - 京都民医連あすかい病院/公益社団法人信和会 川端診療所
- 藤井 耕※
※は共同発表
座長 : 滋慶医療科学大学院大学 研究科長・教授 椿原 美治
昼食・休憩 【12:00ー13:00】 会員総会 【13:00ー13:15】 基調講演 【13:15-14:05】 「医療現場における医療機器アラームの現状の問題点と対策」 - 大阪大学医学部附属病院
臨床工学部 部長・病院教授 - 高階 雅紀
座長 : 公益社団法人 大阪府看護協会 会長 高橋 弘枝
- 大阪大学医学部附属病院
休憩 【14:05-14:15】 シンポジウム 【14:15-16:40】 テーマ:「医療機器の安全性確保の取組み」 「より安全な医療機器デザイン-看護師の視点から」
- 京都大学医学部附属病院
看護師長 - 和田山 智子
「医療におけるシミュレーションの意義」
- 紀南病院
麻酔科 主任部長 - 上農 喜朗
「在宅呼吸療法機器の安全管理」
- 京都ルネス病院
臨床工学科 科長 - 井上 勝哉
「IoTで実現する医療機器安全管理の新たな形」
- 株式会社日立システムズ
研究員 - 高木 洋典
座長 : 一般社団法人 大阪府臨床工学技士会 会長 村中 秀樹 滋慶医療科学大学院大学 教授 飛田 伊都子 - 京都大学医学部附属病院
閉会の挨拶 【16:40-16:50】 - 医療安全実践教育研究会 代表世話人
滋慶医療科学大学院大学 学長 - 木内 淳子
- 医療安全実践教育研究会 代表世話人
閉 会 【16:50】 ネットワーキング・情報交換会 【17:00-18:00】
【学術集会】演題募集 申し込み方法
抄録原稿執筆要領、抄録原稿の記入例を参考に抄録原稿フォーマットにもとづき、演題名(50字以内)と抄録本文(2000字以内、図表または写真を入れる場合は1点のみ)、発表者の氏名、所属機関などを明記して、事務局( mailto:info@msers.org )宛にWordファイルを添付し、メールでお送りください。
>> 抄録原稿フォーマット >> 抄録原稿執筆要領 >> 抄録原稿の記入例
演題登録受付期間:2019年6月1日(土)〜7月5日(金)
【学術集会】参加申し込み方法
学術集会、ネットワーキング・情報交換会の参加については、研究会のホームページまたはFAXで、2019年9月27日(金)までにお申し込みください。(定員120名、先着順)
※ 既に年会費をお支払い頂いている会員様も別途、参加申込みが必要です。
参加費(抄録集・昼食代・ネットワーキングを含む)
会員:無料 賛助会員:2名まで無料 非会員:7,000円(学生 4,000円)
申込み受付後、参加費振込口座をメールにてお知らせいたします。
第7回学術集会の参加申込を〆切らせていただきました。ありがとうございました。