代表挨拶

 滋慶医療科学大学院大学は、わが国初かつ唯一の「医療安全管理学の修士課程」の大学院大学として2011年に開学し、医療安全(管理)学の研究推進とともに、その実践を担うリーダーの育成を目指してきました。


 従来の医学教育で行われていた「タテ型専門教育」では、多くの職種が連携するヘルスケアに十分には対応できないことが明らかになり、多職種による「ヨコ型の実践教育」を充実することが要求されています。また、従来の専門領域の境界線を乗り越えた学際的研究と学際的教育が社会から求められています。多様な患者安全教育ニーズに応えるためには、医療現場と教育機関等とがネットワークを構築し、相互に切磋琢磨しながら実践教育の方法論を究めていくことが必要です。


 その場を提供するため、本学が呼びかけて『医療安全実践教育研究会』を設立しました。


 2014年の発足から現在までの経緯は、第1回学術集会「医療安全教育の実践的方法を求めて」、第2回は「多職種連携による医療安全教育の展開とその方法論」、第3回「地域包括ケアにおける水平・垂直連携とその実践教育に向けた方法論」、第4回「地域包括ケアにおける多職種連携を推進する看護の役割」、第5回「地域包括ケアシステムの構築-システム学的アプローチ-」をそれぞれテーマとして開催し、同時に医療安全実践教育研究会誌を刊行してきました。


 この研究会の活動を通じて、ノウハウを共有・活用し、その成果を現場に還元していきましょう。


 ヘルスケア領域における安全に一層貢献できるよう、当研究会は今後も研鑽に努めてまいりますので、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。


代表世話人 木内 淳子
(滋慶医療科学大学院大学 学長)

ページの先頭に戻る